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最初の失敗

 投稿者:タカノサチ  投稿日:2010年 7月13日(火)18時29分27秒
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  久々に受けた歯科医師会集団健康診断で尿糖が++。それでも、「遺伝だなぁ~」程度で放置していた。
それから半年程経って、暴飲暴食なのに体重がすっと2~3キロ減った。そういえば仕事中喉が渇いて500CCの水分補給してもすぐまた飲みたくなる。
やっとこさ重い腰から立ち上がって、内科を受診した。

体重が減らなかったら受診しなかったと思う。それまでは「糖尿は病気じゃない論」を都合のいいように信仰していたから。

HBA1cが9.8だった。
先生曰く「いつ何が起こってもおかしくない状態」。
検査結果が出たその日から経口糖尿病薬の内服が始まった。コレステロールの薬も服用することとなった。しかし、内科は毎回混雑し、薬を処方してもらう待ち時間で退散、数ヶ月で受診しなくなった。

同じ薬を自分の医院で購入した。そのまま数年。どんな薬かもそれほど興味もなく、「このままではすい臓からインスリンが出なくなるよ」と言われたのに薬を飲んでるから大丈夫と勝手に思いこんでしまう。

「感染」というか傷が治りにくいという自覚が少しあった。何年も口角炎が消えないのだ。でも、軽い肉離れから凍傷となり感染した現実は、自分の身体の変化を明確にしてくれたようだ。

大学病院口腔外科の研修医時代に緊急オペを経験している。糖尿病とは知らずに開業医で抜歯した患者さんが術後感染で来院。結局、感染は拡大し頚部膿瘍で呼吸もできない状態にまでなった。その緊急手術の助手としてオペ室に入った。幸い一命は取り留めたが、糖尿病の恐さを目の当たりに体験した出来事だった。

足の感染で整形外科の先生からの一言。
「糖尿病は専門医にかかっているのか???」
そこで恥ずかしながら初めて自分の失敗に気付いた。内科と糖尿病専門内科は違うってこと。
「糖尿病専門医なら、その場ですぐに結果を出すはず。数日後に検査結果がわかるというところは単なる内科。」
こんなこと知らなかった。
 
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